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MASAMI COLLECTION
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オフロード 4WD
MX−4 プロトタイプ (1998)
MX−4 市販タイプのプロトタイプ、テストカー 2024/01/131997年MX−4は、世界選手権でTQ、優勝する事が出来たが、そのままでは
市販する事が難しく、レプリカは50台のみ販売したが、市販品は成型樹脂を多用
するタイプとなる。 その為の試作車を製作しテストをした。
そのテストカーを再生しました。
ボディは新品で世界戦カー風に仕上げました。
フロント部は、ほぼ市販品状態、リア部は世界選手権仕様。
シャーシ、アッパデッキは、FRPで手切り。
バッテリーは世界戦カーと同じ、6−2.市販は、6−3.
フロント部はほぼ市販車と同じ。
フロントステリングパーツ類は、新設計。
リア部は、成型がまだの為世界選手権用を使用。
バルクヘッドはジュラコン製
モーターマウントはアルミ削り出し。
シャーシはFRPの手切り。
フロントバルクヘッドは成型樹脂。
YZ−10 全日本選手権 最終仕様
1997年 オフロード全日本選手権 2022/07/21 記載
レースレポート http://www.hirosaka.jp/story77.html
1997年世界選手権の直後にウッディードームで行われたオフロード全日本選手権
世界選手権ではMX−4のプロトで優勝する事が出来たが、全日本選手権では
あえてMX−4は使用せずにYZ−10で参加した。
従来より世界選手権ではプロトを使用する事が多いが、全日本選手権では
基本的にはプロトは使用しない。これは多くいるチーム員ぶはすべて行き渡らない
為と、一般ユーザーには入手出来ないプロトではアピール出来ない為だ。
しかhし、私達には大きなハンディとなる。1年以上もプロトを中心にテストをし
また世界選手権間際ではプロトしか走らせない。 そして世界選手権後すぐに
また、以前のマシンに戻るのは大変難しい。
色々と進化を続けて来たYZ−10の最終型となった、YZ−10W
一部にMX−4のパーツも使用している。
ヨコモのオフロードの4WDの大きな流れは、スーパードッグファイター、YZ−870
ワークスシリーズ、YZ−10、そしてMX−4となる。
YZ−10では、前後ロングアーム、ガルアームが特徴。材質もナイロン100%で
破損が非常に少ない。 アームの形状は断面を丸くする事で空気抵抗の軽減、
そして土等が付き難い様に考えた。
フロントショックラワーは小さく、ダンパーの角度もほぼ決まった為に設定範囲が
狭い。またダンパーをタワーの後ろ側にセットした為に、転等時等のダメージを
少なくする。
YZ−10の一番の特徴は、スキッド角が付いたメインシャーシ
シャーシの形状もかなり肉抜きして軽量化。
ハブ及びホイールはMX−4用を使用。ハブの大型化でブレを少なくする。
お問い合わせ info@hirosaka.jp
1997年 オフロード゙世界選手権 優勝車 MX−4
1997年世界選手権 プロト & 優勝車 2023/01/28
1997年 世界選手権 ランチピットショップ にて
1995年日本での世界選手権にて、オフロード4WDに於いて4連覇を
果たし、5連覇に向ってフルモデルチェンジに取り組んだ。
次回は1997年、LOSIのお膝元ランチでの開催となる。
世界選手権詳細 REPORT
http://www.hirosaka.jp/story74.html
http://www.hirosaka.jp/story75.html
http://www.hirosaka.jp/story76.html
プロトタイプの製作、テスト
フルモデルチェンジの為、数種類のプロトを製作。 まずはフロントは、
YZ−10を流用し、リア部のみ製作。
リア部はアルミ、ジュラコンの削り出し。 アーム、ジョイントを長く取りたい為
幅をギリギリまで詰めた。
フロント部は、YZ−10のバルクヘッドを幅をつめて使用。
バルクヘッドやアーム等は成型樹脂を製作中。
フロントアームは、YZ−10を使用。
リアアームは、ナイロンの加工。
シャーシはFRP板の手切り。
1966年は、同地区でオンロードの世界選手権が開催される為に、
年初から何度も現地を訪れ、テストを繰り返した。
2年間で延べ3ヶ月位は、滞在した。
成型パーツの製作が遅れ、パーツが揃ったのは本戦開始1週間前になった。
MX−4 本戦用完成。
当初はまだ名前は決まっていなかったが、アメリカのチームメンバーが
勝手に、MX−4と名付けステッカーを製作してくれた。 じゃあ今回は
この名前で行こう! とした。 そしてこれがメディアにも取り上げられて、
決定してしまった。
前後足回りは、成型樹脂となり、ボディも新しく出来た。
前後ユニバーサルは、MIPに特別にアルミCVDを製作して頂きました。
まだこの時点では名前が決まっていなかった為に、YZ−10となっている。
リア部は、ほぼプロトと同じ。
フロントバルクヘッドはアルミ削り出しで製作。
アームは成型品、軽量の為カッターで削りました。 幾らも軽くならない
ですが、気持ちです。
ハブはマグネシウム。
ウイングマウントもマグネシウム。
そして無事レースが終了。 4WD世界選手権5連覇を達成する事が出来た。
世界選手権はどれだけ多くのサポートを受けられるか? が結果を大きく左右する。
今回も大変多くの人達に協力頂きました。
特にモーテルの中国系オーナー夫婦は大変協力的で、特別に部屋を別に
倉庫用として提供してくれたり、ママの調理用に器具を提供していただいた。
また、やはりママの功績は大変大きい。 ママは海外のレースは1989年の
オーストラリアに続き2度目だが、オーストラリアでは、2WD、4WD両クラス
TQ、優勝のパーフェクト、そして今回は、2クラスTQ、4WD優勝、2WD
3位という素晴らしい結果となった。
今回、我々は2週間位の滞在であったが、ママは一度もコースに行っていない。
我々やチームメンバーの食事、身の回りの世話してくれた。唯一コースに来たのは
決勝2回で優勝が決まった、3回目だった。
世界選手権詳細 REPORT
http://www.hirosaka.jp/story74.html
http://www.hirosaka.jp/story75.html
http://www.hirosaka.jp/story76.html
ワークス’93 全日本選手権 仕様
1993年 オフロード全日本選手権 2022/06/17 記載
1993年岐阜 ウッディドームでの全日本選手権で仕様し、優勝したマシン
このレースがワークス’93の最後のレースとなった。 この後はYZ−10となる。
お問い合わせ info@hirosaka.jp
1993年オフロード世界選手権 イギリス
1993年世界選手権 YZ−10プロト 2022/09/15
1993年シュマッカーの本拠地イギリスでの世界選手権、シュマッカー40台
ヨコモ40台という正に一騎打ちの様な状況となった。
今回は、ワークス’93を改良した、プロトタイプで参戦。このご後モデル
チェンジが予定されていた為に、一部成型品を使用する事となった。
参考資料
1993オフ世界選手権 決勝ビデオ(第2ラウンド)
http://youtu.be/vDwX3DGLuPo
レースレポート@
http://www.hirosaka.jp/story50.html
レースレポートA
http://www.hirosaka.jp/story51.html
レースレポートB
http://www.hirosaka.jp/story52.html
1989年より、YZ870をベースに改良を加えてきたが、ここでフルモデル
チェンジを考え、ワークス’93をベースにプロトタイプを製作。
今回のコンセプトは、低く、強く、軽く、グリップを上げる事。
ウイングはリアのトラクションを上げる為に、かなり高くセットした。
プロポはKO製。
ESCはノバックを使用。
ベルトは抵抗の少ない2Mピッチを採用。
メインシャーシは3mm厚。
フロント部は10度のスキッドをつけている。
アームはガルアーム。断面を丸くして土等を付きにくくする。厚みは9mm。
少し重い為に手加工でくりぬき軽量した。
リアも同じくガルタイプ
リアバルクヘッドは従来のマグタイプを軽量加工。
フロントバルクヘッドは、ニュータイプの成型品、Aアームを採用。
ハブはマグネシウムを軽量化。
正美はホイールバランスを取っていた。
リアもマネシウムハブ。
スポンジで防塵対策。
このマシンは、世界選手権用のプロトタイプだが、レース参加のチーム
ヨコモの選手に40台をサポートした。
翌年、YZ−10として市販モデルが販売された。
ワークス’93 全日本選手権 仕様
1992年 オフロード全日本選手権 2022/07/16 記載
レースレポート http://www.hirosaka.jp/story47.html
1992年岐阜ウッディードームでのオフロード全日本選手権での使用車。
ワークス’93の初期タイプ
ゼッケンが”2”今回はTQは獲れなかった。
フロントにトルクロッドを取り付け、ステアリングのガタを減らす。
スタビはリアーのみ使用。
前後のサスアームピンのサポートホルダー、これでバルクヘッドの破損を防ぐ
アームはワークス’91のものを流用。
左右のバッテリー位置をずらす事でメカスペースを広く取る事が出来る。
メインシャーシは、DDグラファイトを手切りのプロタイプ。
ケガキ線が少し残っている。
バルクヘッドを前後に少しずらせてベルトの張りを調整する。
お問い合わせ info@hirosaka.jp
1989年 世界選手権 オーストラリア 優勝車
1989年 世界選手権 優勝車 2022/05/20 記載
1989年 世界選手権にて優勝した、マシン。
ヨコモ入社以来、次回世界選手権を目指し、YZ−870C改良を続け、
プロトタイプが完成。
この大会は前回の優勝チーム、シュマッカーがメインスポンサーとなる。
前回は私達はシュマッカーチームだったが、今回は最大のライバルとなった。
シュマッカーも連覇を目指し、プロトタイプを早くから現地でテストを繰り返し大変
気合が入っている。
私達もシュマッカーの素晴らしさは他お偏欲分かっている。それに対抗出来るマシン
を作る事は大変な事だと認識していた。
我々も1年前より、現地にてテストをくりかえした。 開催は9月だがオーストラリアは
南半球の為、季節は冬となる。暑い日本からすると、急に寒くなる感じだ。
私は入社間もない為に、会社の事情もあまり良く分からないなかで、マシンを製作
することは大変難しい。とりあえず現行の870Cの弱点を洗い出し、出来る限りの
改良をすることとした。
そして世界戦は期間も長く今回は約2週間の滞在となる為に、我々の体調維持の
為に、ママもヘルパーとして同行して貰う事となった。そして現地の日本食マーケットで
食材を調達し、ほぼ毎日日本と変らない食事をする事が出来た。
レースレポート等は、 廣坂物語 Vol.30 にて
1989年 オフロード世界選手権(オ−ストラリア) ← クリック
YZ−870Cをベースに、ほぼ1年かけ改良を進めました。
ちょっと、しゃれでネームを掘り込みました。
メカはKO、アンプはCX−1、RXは軽量の為ポリカでケースを作成。
サーボもKO、サーボアンプもポリカケース
重量が軽く出来、多くの重りを、鉛テープで底に貼りました。
バッテリーは皆に顰蹙をかった、4−2。
シャーシ等は、DDグラファイト、すべて手切りで製作。
ベルトテンショナーの為に、プレートを追加、バルクヘッドをスライドさせます。
ベルトはシュマッカーと同じ2mmピッチ、軽量化の為問題無し
リアはウレタンベルト、プーリーはアルミ製
バッテリープレートも手切り、前側の印は小さな出っ張りがある。
870Cとの比較、かなりナローになっている。
バッテリー搭載位置もかなり前へ。
フロントアームは、870Cのリアアームを流用
ハブキャリア、ステアリングブロックは、KYOSHO製を使用。
リアアームはナイロン製。 ハブキャリアはRC−10用を改造。
ダンパーはアソシ製、テフロン加工で大変スムーズ
ウイング取り付けは、かなり後ろに。
アームを伸ばす為に、ホイールを製作、オフセットと大径。
レース後、レプリカを50台限定販売。 製作に明け暮れました。
ママの手も借りました。
完成しました!
お問い合わせ info@hirosaka.jp
YZ−870C 全日本選手権優勝車
1988年 全日本選手権 優勝車 2022/05/19 記載
1988年全日本選手権にて優勝した、YZ−870C
私達がヨコモに入社して初めてのオフロード全日本選手権。 従来のCATに
代わり870Cを使用。 まだ変更後間も無い為、改造等は少しだけだが、
来年はオーストラリアでの世界選手権がある為に、改造点等を模索する。
そして昨年のチームカーがライバルとなる、大変手ごわい。
レースレポート等は、 廣坂物語 Vol.25 にて
1988年オフロード全日本選手権(岡山) ← クリック
マシンは殆ど市販状態に少しのオプションを加えた仕様。
トルクリミッターは、ロック。
タイロッドや、Iアームはランスフォード製、チタン。
リアーベルト テンショナー
モーターマウントの取り付け穴を楕円にして、後ろのビスでモーターマウントを
前へ少し押す事でベルトの張りを調整。
フロント部は、アンダーカバー、をはさみバンパーでバルクヘッドに止める。
ステアリングブロックはアルミ、ハブはマグネシウム。
リアハブキャリアはステアリングブロックと兼用。こちらもハブはマグネシウム。
ドッグファアイター 834B プロトタイプ
マサミのチームヨコモでの最初の4WDテストカー 2023/05/14あまり多く走行させたマシンでは無いが、一部パーツが不足していた。
ダンパー等をユーザーからゆずり受け、レストア。
完成車
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まずは、点検をしながら各部を分解
譲っていただいたリアダンパー
ギアも殆ど磨耗していない。
デフ、ベアリングの状態も非常に良い。
ギアボックスの組み立て完了
フロント部の整備
こちらも非常に程度は良い
駆動部の完成
リア駆動部
ドッグボーン、カップとも殆ど磨耗無し
各部の整備完了し、シャーシに組み込み完成
ステッカーを少し貼ってみました。。
リアウイングはRC−10用を拝借
何とか復元できました。
シャーシは、FRPで手切りのプロトタイプです。(私の製作では無い)
シュマッカー CAT XL WORLD CHAMPION レプリカ
CAT XL レプリカ 2024/03/30レースレポート RACE REPORT ← クリック
http://www.hirosaka.jp/story13.html
You Tube
色々な情報や、動画を配信しています。
CATの組み立て動画もあります。
We deliver various information and videos
MASAAKI RC CHANNEL / YouTube
1987年イギリスでの世界選手権で優勝した、シュマッカーCAT レプリカ
優勝車はシュマッカー社の博物館に保管されていますが、レプリカとして再販
されました。 これを記念してシュマッカーより正美にプレゼントされました。
レース開始の前日までは、私がモディファイした、CATを使用。
レース開始前日、シュマッカーより、XLのSPLマシンをサポートされました。
シュマッカーよりプレゼントされた、CAT XL レプリカ
かなり忠実に再現されたいる。 バッテリーホルダーは、ニッケル水素用を
リポバッテリーが搭載出来る様になっている。
ビス類は当時はマイナスのタッピングビスだったが、プラスビスとなっている。
最大の特徴は、フロントのクラッシュ時の破損防御システム
サスペンション部がごっそり逃げて破損が防げる。
このシステムのお陰でフロント部の破損等は殆ど無かった。
フロントスタビも後の私の設計のマシンにも採用させてもらった。
脅威的な蛇角、これは正美に取って大きな武器となった。
リア部は組み立て式だがかなり密閉度は高い、駆動は3ベルト方式
リアベルトのテンションはベアリングホルダーを回転させる。
フロントベルトはシャーシに下を通している。
フロントベルトのテンションはフロントブロックごと前後に移動させる。
実車の様なホイールハブ。
樹脂で長さが変るユニバーサルジョイント。
お問い合わせ info@hirosaka.jp
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